• 日本矯正歯科学会認定医在籍
  • 土日・祝日診療
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永久歯の矯正・成人矯正

永久歯が生えてから行う
本格的な矯正治療

成人矯正は、永久歯が生え揃ってから行う矯正歯科治療を指します。乳歯が多い小児矯正の1期治療とは異なり、装置により歯を動かして歯並びを整えていきます。成人はもちろん、中学生や高校生の2期治療も同様の治療内容です。

沼津の「石原矯正歯科」では、患者さまのお口の状態やご要望に対応するため、幅広い治療法をご用意しています。

大人になってから行う
矯正治療のメリット

成人矯正は、永久歯が生え揃い、ある程度あごが成長してから行います。そのため、歯を動かせる範囲には制限が生じてしまいます。大人は子どもと違って「歯並びを治したい」という強い意志を持って、納得した状態で治療を始められます。

また、成人矯正の治療期間は2年~3年くらいが目安です。そのため、歯の生えかわりや成長に合わせて長期間行う小児矯正に比べると、短期間で終えられます。治療中のケアもしっかり行えるので、効率良く治療を進められるメリットがあります。

「矯正したいけど、今からでは遅い?」と不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、矯正歯科治療を始めるのに遅すぎることはありません。お口の健康状態に問題がなければ、何歳からでもスタートできるのが矯正歯科治療です。

非抜歯の矯正歯科治療について

抜歯を伴う矯正歯科治療では、歯並び全体が小さくなりますので、治療後は口元がまとまってきれいになることがほとんどです。しかし、抜歯をしない矯正歯科治療は、歯並びを大きくする、奥歯を移動させる、歯を削るなどを行います。その結果、治療後に今よりも口元が出てしまうことがあります。そのため、Eラインからの上唇と下唇の位置を気にされる方は注意が必要です。

矯正歯科治療で抜歯する・しないの基準は、ゴールをどこに設定するかによって決まります。ゴールによっては抜かずに矯正できることもあれば、抜歯した方が良い結果につながることもあります。

治療方法

それぞれの方法が適用できるかは、患者さまの症状などによって異なるのでご了承ください。また、そもそも歯の生えるスペースがなかったり、デコボコに歯が重なり合っていたりする場合、歯を正しい位置におさめるために抜歯しなければいけない場合もあります。

奥歯を移動する 歯列全体を側方に拡大 削ってすき間をつくる

人間の歯は、親知らずをのぞくと通常28本あります。このうち上下左右の一番奥の歯を奥に移動して、スペースをつくることで歯列を正しい位置に導きます。

歯列全体を側方に拡大

歯列自体が狭い場合、側方歯列を広げることでスペースをつくります。しかし、広げすぎると治療の後戻りなどの原因になってしまうため、広げられる幅には限界があります。

削ってすき間をつくる

歯の表面は、エナメル質でコーティングされています。このエナメル質は、1/4~1/3程度であれば削っても、その後きれいに磨くことによって、虫歯などを防ぐことができます。そこで、歯を少しずつ削ることによって、歯と歯の間にすき間をつくります。

歯を抜かない
矯正歯科治療の注意点

抜歯を行う矯正では、歯並び全体を小さくするので、概ね治療後は口元が引っ込んできれいになります。一方、抜かない矯正では、歯並びを大きくすることになるので、治療後は今よりやや口元が出てしまう場合があるかもしれません。

矯正治療で抜歯するかどうかの基準は、矯正治療のゴールをどこに設定しているかによって異なります。抜かずに矯正できるケースもありますが、場合によっては抜歯を行ったほうが良い結果が得られるケースもあります。

当院では、患者さまの歯並びの状態と目的に合った最適な治療計画をご提案します。歯科医師の説明をしっか理解されたうえで、治療法をお選びください。

成人矯正で
抜歯することが多い歯

矯正歯科治療で抜歯の対象となるのは、前から数えて4番目または5番目にある小臼歯です。第三大臼歯(親知らず)も抜歯することがほとんどです。抜歯する本数は、お口の状態によって異なります。

最大では、小臼歯のそれぞれ上下左右4本と親知らず4本の合計8本を抜いて治療をさせていただきます。かなり多い数ですが、結果的に不正咬合が改善されて、将来的なお口の健康を守ることにつながりやすいです。

一人ひとりの症状やご要望に
合わせた矯正治療を

成人矯正は、患者さまごとに年齢やお悩み・ご要望などが異なります。沼津の「石原矯正歯科」では「矯正したい理由」を必ずお伺いし、その思いを尊重して一人ひとりにあった治療を心がけています。治療法それぞれにあるメリットを活かし、患者さまが理想とするゴールへ導きます。

目立たない
ブラケットを使用した矯正

表側矯正は、適応症例が幅広く効果的に歯を動かせます。しかし、金属製の装置は目立ってしまうことがデメリットです。当院では、歯に近い色や透明なブラケット、白いワイヤーをご用意しています。金属のブラケットやワイヤーよりも格段に目立ちにくくなるため、おすすめです。

外から見えない
歯の裏側につける矯正

歯の裏側に矯正装置を取り付ける治療法です。表側矯正と同等の適応症例や治療効果があります。また、装置は歯の裏側にあるので、他の人に気付かれにくいのがメリットです。

透明な
マウスピースを使用した矯正

マウスピース型装置による矯正治療システムにも対応しています。マウスピースは薄く透明な素材でできているので、装着中もほとんど目立ちません。取り外し可能なので、食事やブラッシングも快適です。

部分的な矯正

歯列の一部だけを矯正する方法なら、比較的短期間かつ安価に歯並びを整えることができます。矯正装置を歯の裏側につけることによって、目立たない矯正が可能です。

アンカースクリューを用いた矯正

歯科矯正用アンカースクリューを使って歯並びを治す方法です。歯科矯正用アンカースクリューはチタン製のスクリュー(ねじ)で、長さは6mm程度、太さは1.2〜1.5mm程度の小さな物を使います。こちらを歯ぐきに埋め込み、引っ張る土台にして対象の歯を動かします。

歯を抜かずに矯正できたり、治療期間を短くしたりすることが可能です。